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ラスアス2感想まとめ 炎上を含めたゲームの魅力を解説

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こんにちはとれもんです。

 前作の『Last of aUs』(ラストオブアス)の発売から約7年.......

遂に発売されたThe Last of Us Part II』(ザ・ラスト・オブ・アス パート・ツー)

ジュエルとエリーの旅の続編として発売された今作。

巷では賛否両論で、一部では炎上していて大騒ぎになりました。

今回はその理由とゲームとしての魅力をネタバレ無しでまとめていきます。

 

作品情報 

対応機種

ジャンル

サバイバルアクションホラー

発売

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

開発

ノーティドッグ

発売日

2020年6月19日

CERO

 Z(18歳以上対象)


The Last of Us Part 2 - Official Cinematic Trailer

 

 

GOOD

濃厚な世界観の構築

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ジュエルがエリーを救った前作から5年の歳月が経過した世界で、各々がゾンビからの恐怖から解放された町『シアトル』で生活しています。

十分なライフラインが整った空間で同物語は進むのか、、、

事の発端は重要人物の死です。

それもゾンビではなく人の手によるもの、、、

世知辛い世の中でエリーは復讐にとらわれてしまいます。

そんな中でも、様々な人との出会い、守りたいもの、味方の最後、また敵の最後。

すべての事柄がエリーの、そして私たちプレイヤーの心を抉ってきます。

良くも悪くも重くシリアスで物語は構成されています。

また今作から登場したアビーの操作パートが用意されておりこれがまた感情移入を誘導するのに有効となっております。

ただ、このアビー編が炎上の理由となっているのも確かです。

前作からブラッシュアップしたグラフィック、システム

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ゲームプレイ際しては、ストレスなく操作可能です。スティックに対してスムーズに進むキャラクターやリトライ時のゲーム読み込み速度などさすがはノーティドッグといったところです。

草木の揺れや汚れなどの細かい部分の書き込みが素晴らしくリッチなゲーム体験を可能としてくれています。

また人物の表情が豊かでありリアルに再現されています。これによってより人物たちの発言に対しての心理状況を察することができます。

これにはホントに圧巻でした。

ストーリーの結末、解釈の余地

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ネタバレ無しなので簡単にはなりますが自分はこのエンディングは好きでした。

今回のエリーの所業はジュエルのしりぬぐい感は否めませんが、それでもエリーは正しいかどうかは別にして、逃げることをせず立ち向かったのは好感が持てました。

実際、世界視点での悪に落ちた今作のエリーにも、前作で悪に落ちたジュエルにも最大の裁きが下されました。納得できるものではありませんが、これがラスアスなのだなと思いました。

 

 

BAD

ゾンビが空気

今作のゾンビはどこまでも空気です。登場人物たちのゾンビに対する恐怖がほとんどなくストーリーに関わってくることもありません。ただ行く手を遮ってくるギミックとなっておりました。

ここは本当にうーんと思ってプレイしていました。

アビー編

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アビーというキャラが登場し、ゲームプレイの半分ほどプレイすることになります。

ただエリーの物語を追っていたプレイヤーからしたら、いきなり知らないキャラクターを操作させられることによりいい印象が持てません。

それだけではまだしも、作品冒頭での行いによってプレイヤーが一番嫌いなキャラクターになっていることは間違いありません。

アビー編でどれだけ印象を回復できるのか、それがゲーム全体の評価につながるので、もう少し見せ方の面でプレイヤーにストレスを与えない構成を考えて欲しかったと思います。

一部ポリコレに配慮した演出、設定

これは考え方によりますがエリーがレズであったり、アビーが筋肉質であったり性に対して考え方の配慮があります。

抵抗がある人は違和感を覚えるのかなとは感じますね。

ただこれも多様性の現れなので大いにありだとは思います。

 

 炎上について

記事公開時点では炎上も大分落ち着いて正当な評価がつき始めています。

ただ発売時点ではとてもひどい状態でレビューがまともに機能していませんでした。その理由としては、

  • 重要登場人物の死
  • エリーの行動の不透明さ
  • アビーというキャラクター
  • 結末

とストーリーに関するもののみで、そのほかグラフィック、システムはどのスレイヤーも納得のいくものになっていました。

要するに、

ストーリーが納得できるだけの描写があるにも関わらず受け入れられない

というプレイヤーが続出しました。前作に愛があればある程受け入れがたいストーリーとなっていることから相当な低評価がついたものだと推測します。

ラスアスの世界観を改めて認識させられる作品になっています。

まとめ

 

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世界の厳しさ、優しさはあれど甘さは無いラスアスの世界を見事に構築したゲームになっています。

ゲームプレイに対するストレスを徹底的に排除したシステムでサクサクプレイできるでしょう。ですが、気持ちが追いつくのを待ちながらゆっくり自分のペースで攻略するのをお勧めします。

この濃厚な世界観をぜひ体験してみてください!

 

今回は以上になります。ありがとうございました。

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